9月になり朝晩一気に涼しくなってきましたね!
例年にない長雨があった夏でしたが、今年も厳しい暑さの夏でした☀️
去年に続き、今年もマスク着用の方がほとんどだったので、余計に暑苦しく感じたのではないでしょうか😷💦
夏の暑さもやわらぎ、涼しくなってきたこの頃ですが、体調を崩す方も多いようです。
この時期に起こりがちな体調不良について、近年では「秋バテ」という表現で耳にするようになりました。
そこで今回は、「秋バテとその対策」について食事にしぼってお伝えしたいと思います🍠🌾
夏バテ、秋バテ…
じゃぁ冬バテ、春バテもあるんじゃ?
と検索してみると、じゃんじゃん出てきました😅
案の定「梅雨バテ」もありました。笑
一年中バテちゃっていますね💦💦
しかし、それもそのはず、
東洋医学では、気象・気候と病気の関係についてや、季節に合わせた生活の大切さが2千年も前から説かれています🐼
中国最古の医学書といわれる『素問』では「四季のエネルギーの変化こそが万物のすべてである」とされ、
自然界のエネルギーの変化は「風、熱、湿、燥、寒」で表されています。
これらを病気になりやすい「五悪」の気候とし、これらに対応することが重要だと論じられているのです💡
みなさんは「秋バテ」になっていませんか❓
暑い時は汗を出すために血液は身体の表面に移動していくので、身体の内部、胃腸のほうには血液が不足します。
そこへ夏は冷たい飲み物を摂る機会が多いので、胃腸は冷えて弱ってしまいます🥶
夏の胃腸の疲れを引きずったまま、
今度は秋の朝昼夕の寒暖差🍃や低気圧の影響などで自律神経が乱れ、
人によっては様々な不調を引き起こしてしまいます💦
例えば、
●食欲がない
●胃腸の調子が悪い
●頭痛、肩こり
●手足の冷え
●足のむくみ
●めまい、立ちくらみ
●身体が怠く疲れやすい
●憂うつで元気が出ない
●なかなか眠れない
●睡眠の質が悪く、起床時にすっきりしない
夏バテとの違いとして、秋バテでは精神的な不調が多くなるのが特徴のようです😔
⭐️秋バテを食で解消⭐️
【夏の生活習慣で弱った胃腸を温めたり元気にするものを摂りましょう😋】
どの季節にも言えることですが、旬の物を食べることが大切です✨
この時期には、芋類・豆類・栗🌰など、自然な甘みで黄色いものが胃腸に良いとされています。
果物では、イチジクやブドウ🍇
イチジクは胃腸を整えたり、むくみを解消する働きがあります。
ブドウは「ブドウ糖」の名前の由来にもなっている通り、すぐにエネルギー源になり、渇きを潤す働きがあります。
秋口は雨の日が多く台風も来るため、
そういう日は自律神経のうちの交感神経が優位に働き過ぎて、だるくなったり憂うつになったりしがち☔️
そんな時にはピリッと辛みのある大根、玉ねぎ、生姜、わさび、唐辛子、にんにくなどを食べるのも良いです◎
辛み食材には、内臓を温めて、余分な水分を排出する働きがあります🤗
さらに、辛み食材はタンパク質の消化を助けてくれます🙌
夏に受けたダメージを修復するためにも、タンパク質は必要不可欠❗️
🌿ウナギに山椒
🐟サンマに大根おろしとすだち
🍣お刺身にワサビや大葉
🥓豚肉の生姜焼き
🌶納豆や豆腐にキムチ
昔ながらの生活の知恵ですね!
前出した、中国最古の医学書とされる『素問』には「聖人は未だ病まざるを治し、すでに病みたるを治せざるなり」とあります。
「病気になる前に変化に対応して、病気にならないようにする」ことが重要ですね😊
秋の味覚を楽しみながら夏の疲れを癒し、体調を整えていきましょう🌾✨
※こちらは、健康に関する情報を更新いたします。
栄養療法・自然療法・代替療法をもとに食事や体づくりについての記事を更新していきます。
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